出会う、感じる 多民族・多文化共生社会
~いっしょに考え、ともにつくろう~
2019年6月1日(土)〜2日(日)
日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
2019年6月1日(土)と2日(日)、20年ぶりに東京で全国フォーラムを開催!
移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019 開催の報告と御礼
「移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019」が予定通り6月1~2日の2日間、日本教育会館で開催され、全国そして海外から約900名の参加者を得て盛会裏に終了しました。昨年4月以来、約1年間の準備を重ね、多くの方々のご協力をいただくことで無事全国フォーラムを終えることができましたことを、心から感謝申し上げます。また、本フォーラムに賛同、後援いただいた個人、団体、自治体、新聞社、出版社、労働組合、弁護士グループ、学会などにも感謝しております。
今回のフォーラムは、「移民政策ではない」と安倍首相が再三強弁する中で昨年末成立した改定入管法が4月に施行された直後の開催ということもあり、高い関心のもとで幅広い参加者が得られ、とくに若い世代の参加が目立ちました。
一日目は、ダイアローグ「わたしたちはここにいる」ですでに日本が「移民社会」となっていることの意味を確認した後、15の分科会に分かれて個別テーマの報告と意見交換をし、夜には場所を連合会館に移して交流会を行いました。二日目は、全体会「どうなる、どうする移民政策」を開催し、「外国人・移民問題」は「日本人・日本社会のあり方の問題」であることなどが確認できました。最後まで多くの方が強い関心をもってご参加いただいたことに感謝いたします。
なお、本フォーラムに先立ち、2月23日にプレフォーラム「私も言いたい移民政策」を明治大学リバティタワーで開催し、200名ほどの参加を得たことも併せてご報告します。また、今後、本フォーラムの会計報告や報告書作成を行う予定です。
以上、簡単ですが、全国フォーラム実行委員会からの開催の報告及び御礼とさせていただきます。
2019年6月
共同代表
アンジェロ・イシ(公財海外日系人協会理事/武蔵大学教授)
金竜介(弁護士/在日コリアン弁護士協会)
鈴木江理子(NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク副代表理事/国士舘大学教授)
鈴木雅子(弁護士/全国難民弁護団連絡会議世話人)
西川晋司(東京都労働組合連合会執行委員長)
枦木典子(認定NPO法人多文化共生センター東京代表理事)
平野敏夫(亀戸ひまわり診療所理事長/全国労働安全衛生センター連絡会議議長)
事務局長
渡戸一郎(明星大学名誉教授/東京ボランティア・市民活動センター運営委員長)
全国フォーラム・東京2019 賛同個人・団体 一覧
今回のフォーラム開催にあたって、多くの個人、団体の皆さまからご賛同をいただきました。心より感謝申し上げます。
賛同(個人)112人 / 賛同(団体)71 計183 個人・団体
賛同 個人
長尾香、飯塚正良、高柳俊哉、宮田信之、渡戸一郎、山口恵子、小田切督剛、堤まなみ、NAKAZAKI QUEE、上林千恵子、
シャープ茜、三木恵美子、シミズヨシコ、細江葉子、クドウマサコ、橋本みゆき、郭鐘洙、大曲由起子、小川玲子、
有川憲治、川島章平、塩原良和、菊池哲佳、武藤弘道、中川崇、高橋徹、茂田真澄、小綿剛、小野寺梨絵、沢田貴志、
神田英昭、枦木典子、久米行則、平野敏夫、名取雄司、小島正道、山田貴夫、戸塚賢一、高須裕彦、布施幸彦、安藤秀夫、
西千津、藤本伸樹、藤本美枝、古賀清敬、森川洋子、工藤正子、高橋徹、青木理恵子、マツモトブンロク、関聡介、
山岸信久、伊藤正子、郭辰雄、山田泉、大竹進、飛田雄一、吉村臨兵、辻󠄀本久夫、大島みどり、土谷裕子、武一美、
山本薫子、中村厚、加藤丈晴、ワタナベミチハル、ヨシダサトル、毛利一平、バンナイヤスコ、コバヤシヨウコ、定松文、
柏崎千佳子、内田正、宋世一、森口英男、中村優介、指宿昭一、大坂恭子、杉戸ひろ子、張正翼、鈴木江理子、山口智之、
伊藤るり、池尻成二、本田徹、藤林美穂、寺嶋豊、宇田川正宏、森田佐知子、伊藤千恵、イトウタカシ、佐々木紀久江、
嶋崎量 、板倉由実、三橋徹、樋川雅一、大橋さゆり、斎藤竜太、渡辺英俊、井口博充、グレンダ・ロバーツ、岡田俊宏、
谷村明子、他、匿名9人(順不同、敬称略)
賛同 団体
多文化共生・自治体政策研究会、日本カトリック難民移住移動者委員会、多民族系日本人交友協会、郵政産業ユニオン、
明星大学人間社会学科 教員一同、アバンセホールディングス、APFS労働組合、NPO法人コリアNGOセンター、
コムスタカー外国人と共に生きる会、新潟ヘルプの会、民衆運動研究所、特活アジア女性センター、
カトリック札幌司教区難民移住移動者委員会、宗教法人聖マリアの汚れなき御心のフランシスコ姉妹会、カラカサン、
W・S ひょうご、カサ・デ・アミーゴス、外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会、外国人人権法連絡会、
在日韓国人問題研究所(RAIK)、福島移住女性支援ネットワーク、トヤマ・ヤポニカ、
医療社団法人ひらの亀戸ひまわり診療所、NPO法人東京労働安全衛生センター、公益財団法人 京都YWCA、
NPO法人 ivory space、東京都労働組合連合会、東京都庁職員労働組合、ENCOM YOKOHAMA、
牛久入管収容所問題を考える会、一般社団法人OCNet、医療法人八事の森 杉浦医院、五城有限会社、
労働者住民医療機関連絡会議、多文化ラジオ番組PeopleJunction、認定NPO法人多文化共生センター東京、
すみだユニオン、東京都高等学校教職員組合、NGO神戸外国人救援ネット、首都大学東京労働組合、カラバオの会、
協生会 玉川診療所、一般社団法人市民セクター政策機構、在日本韓国YMCA、山梨外国人人権ネットワーク・オアシス、
公益財団法人日本キリスト教婦人矯風会、全国労働組合総連合、宗教法人 真如苑、東京交通労働組合、
株式会社Nexedi、全水道東京水道労働組合、東京都教職員組合、ふれあい江東ユニオン、認定NPO法人IVY、
新産別運転者労働組合東京地方本部、港町診療所、全石油昭和シェル労働組合、
コミュニティユニオン・全国ネットワーク、都庁職労働局支部、自治労東京都本部全国労働安全衛生センター連絡会議、
全労働省労働組合、全国労働組合連絡協議会、全国労働組合連絡協議会東京協議会、
全国一般労働組合東京南部、東京管理職ユニオン、神奈川シティユニオン、全統一労働組合、自治労都庁職、
全日本自治団体労働組合、日本労働弁護団 (順不同)
当日配布資料集 販売のお知らせ
全国フォーラム当日に配布した資料集の販売を行っております。
以下のページからご注文いただけます。
定価 500円 *送料一律 300円
https://forms.gle/e2d2zAxfFBGpDF9NA
もくじ
3 ごあいさつ(実行委員共同代表・事務局長)
6月1日(土)13:30 〜15:00 ダイアローグ
わたしたちは ここにいる 〜 多民族・多文化共生社会の今、そしてこれから
4 ダイアローグ参加者紹介
6月1日(土)15:15 〜17:00 分科会
5 第 1 分科会 入門編
6 第 2 分科会 移住女性
9 第 3 分科会 医療・福祉・社会保障
13 第 4 分科会 技能実習
20 第 5 分科会 子ども・若者
25 第 6 分科会 自治体施策
31 第 7 分科会 多様なルーツ
34 第 8 分科会 難民
37 第 9 分科会 日本語教育
42 第 10 分科会 出入国管理
47 第 11 分科会 ビジネスと人権
49 第 12 分科会 ヘイトスピーチ・人種差別
54 第 13 分科会 母語教育
59 第 14 分科会 労働
61 第 15 分科会 LGBT
6月2日(日)9:30 〜11:45 全体会 どうなる、どうする移民政策
66 1 制度解説 18 年改定入管法と総合的対応策
68 2 政策提言 移住連「移民社会20 の提案」
70 3 ディスカッション
「どうなる、どうする移民政策〜移動・定住・永住する人々の視点から考える」
71 実行委員会・分科会コーディネーター
6月1日(土) 受付 12:45- / 13:15~17:00
13:30~15:00 ダイアローグ
「わたしたちは ここにいる ~多民族・多文化共生社会の今、そしてこれから」
メインスピーカー
サヘル・ローズ さん (女優・タレント・キャスター)
矢野 デイビット さん (ミュージシャン・Enije 代表・明星大学客員講師)
ファシリテーター
金朋央 さん(NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク理事・NPO法人コリアNGOセンター東京事務局長・
「よりそいホットライン」外国語専門ラインコーディネーター)
*終了後、交流会(会場:連合会館、事前申込制)があります。
6月2日(日) 受付8:45- / 9:15~11:45
9:30~ 全体会「どうなる、どうする移民政策」
スピーカー
アンジェロ・イシ (在東京ブラジル総領事館市民代表者会議評議員/武蔵大学教授)
李善姫 (東北大学東北アジア研究センター専門研究員)
金竜介 (弁護士/在日コリアン弁護士協会)
ファシリテーター
鈴木江理子 (NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク/国士舘大学教授)
サヘル・ローズ さん
(女優・タレント・キャスター)
1985年、イラン生まれ。幼少時代を孤児院で過ごし、8歳で養母と来日。様々な苦難を乗り越えながら、高校時代から芸能活動を始め、J-WAVEでラジオDJデビューし、女優、タレント、 キャスターとしてTV、ラジオ、映画、舞台と活動中。日本語、ペルシャ語、ダリー語、タジキ語を話し、趣味・特技はテニスや絨毯織りと多彩。主演を務めた「冷たい床-Cold Feet-」では様々な国際映画祭で正式出品され、主演女優賞にノミネートされるなど、女優としても幅広く活動を展開。
芸能活動以外にも、国際人権NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動で親善大使を務め、児童養護施設や里親制度に関わる講演会に招聘されるなど、講演のテーマは多岐に渡る。
また、日本の施設への支援活動など、自らの取り組みが認められ、2018年、第9回若者力大賞(社会をより良くするため活躍する若者に送られる賞)を受賞。夢はイランに児童養護施設をつくることで、同じ境遇に苦しんでいる施設の子どもたちを支援し、子どもたちに夢を与えようとしている。
矢野 デイビット さん
(ミュージシャン・ Enije 代表・明星大学客員講師)
日本人の父とガーナ人の母との間にガーナで生まれる。6歳の時、ガーナで集団強盗に一家が襲われたことをきっかけに日本へ移住。8歳〜18歳まで児童養護施設で育つ。学生時代からモデルやCM の仕事を始め、その傍ら、好きだったピアノを通して音楽活動を行う。
現在ではソロ活動のほか、元Jリーガーで作詞作曲家の兄と、薬剤師の弟とのヴォーカルユニットYANO BROTHERSとしてもライブ活動を展開。NHK・Eテレ「ハートネットTV」、日テレ「チカラウタ」などにも出演。25歳の時、ガーナでのとあるストリートチルドレンとの出会いをきっかけに「誰にも守ってもらえない子供たちを守りたい」という想いを抱く。自立支援団体Enijeを設立。2012年に一般社団法人化し、教育を柱にガーナで学校建設や教育する側の教育、運動会やサッカー大会を行いながら支援を続けている。支援とは自尊心を育てることという信念のもと、現地のコミュニティーと自立に向けた活動を行う。また国内では楽しんだ代価をチャリティーにする味の素スタジアムでのチャリティーフットサルイベント等を主催。
共同代表
アンジェロ・イシ(在東京ブラジル総領事館市民代表者会議評議員/武蔵大学教授)
金 竜介 (弁護士/在日コリアン弁護士協会)
鈴木 江理子(移住者と連帯する全国ネットワーク副代表理事/国士舘大学教授)
鈴木 雅子 (弁護士/全国難民弁護団連絡会議世話人)
西川 晋司 (東京都労働組合連合会執行委員長)
枦木 典子 (認定NPO法人 多文化共生センター東京代表理事)
平野 敏夫 (亀戸ひまわり診療所理事長/全国労働安全衛生センター連絡会議議長)
事務局長
渡戸 一郎 (明星大学名誉教授/東京ボランティア・市民活動センター運営委員長)
【主催】移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019実行委員会
【共催】特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワークSMJ
【後援】東京都 東京ボランティア・市民活動センター 朝日新聞社 共同通信社 西日本新聞社 毎日新聞社
移民政策学会 在日コリアン弁護士協会 (一財)自治体国際化協会 (一社)市民セクター政策機構
全国難民弁護団連絡会議 日本労働弁護団 労働者住民医療機関連絡会議 (2019年5月3日現在)
移住者と連帯する全国フォーラム
東京 2019 実行委員会
〒110-0005 東京台東区上野1-12-6 3階 移住連気付
Tel:03-3837-2316 Fax:03-3837-2317
E-mail:tokyoforum2019@migrants.jp
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